西千葉駅から30分で行けるビーチ「検見川の浜」で遊ぼう!

夏だ! 海だ! 西千葉だ!
ということで、今回の記事はいつもよりテンションを高くしてお届けします。もうすぐ夏ですからね!
さて、周辺に教育機関が集積していることから文教エリアと呼ばれている西千葉ですが、30分もあれば楽園(ビーチ)に行けることをご存知でしょうか。

西千葉駅から総武線で2駅。わずか5分ほどで着く新検見川駅が楽園への入り口となります。

「稲毛ヨットハーバー行」の京成バスに乗ること約18分。料金は大人片道190円(小児95円)です。※2026年5月時点


バス停「稲毛ヨットハーバー」で降車すれば、海はもう目の前。浮かれてしまって大丈夫です。

ゴミ一つない美しい道を歩いて、ビーチへと向かいます。この辺りはジョギングコースとしても人気です。


ということで、西千葉駅を出発して、わずか30分ほどで「検見川の浜」に到着しました。
ちなみに、この海岸は原則遊泳禁止なのですが、特例としてウインドサーフィンなどのボートセーリングが許可されているほか、潮干狩りなどの磯遊びを楽しむことができます。
波が落ち着いているので、浜辺で思う存分遊べて、小さなお子さんでも安心です。
人気の釣りスポット!検見川浜東突堤でフィッシング!

さて、海岸遊びも魅力的ですが、さらに人気のスポットが「検見川浜東突堤」。
海や川を保護する目的で建てられるコンクリートの壁のことを「堤防」と呼びますが、なかでも陸地から垂直に伸びるように突き出した堤防のことを「突堤(とってい)」と呼びます。
この突堤は、”波の勢いを軽減する防波堤の役割”を担うほか、”砂の流出を防いで、砂浜の侵食を防止する”といった目的があります。勉強になりますね。

そして、この突堤周辺は潮の流れが良く、絶好の釣りポイントにもなっているのです。検見川浜東突堤は早朝からたくさんの釣り人が訪れる超人気スポットです。
潮の流れが良いと、海中の酸素濃度が上がり、魚の動きが活発になります。活発な魚は当然、食欲も旺盛。

釣りをしていた方に、釣果を見せていただきました。
取材をした5月上旬はアジ、イワシ類、サッパ(ニシンの仲間)といった魚がよく釣れていました。
釣り人にインタビュー中、事件が……

私たち取材班は今回、楽しそうに釣りをしている方々にインタビューをして回りました。
なぜなら、朝7時から4時間ほど挑戦したにもかかわらず、1匹たりとも釣れず、撮れ高に困窮したからです。
ちなみに、私たちのすぐ隣で釣りをしていた方は150匹ほど釣っていたので、おそらくは私たちが釣りをしていたポイントだけ、たまたま潮の流れが悪かったんだと思います。それ以外、説明がつきません。

こちらは仲良く釣りに来ていた親子。娘さんはまだ8歳とのことですが、お父さんと一緒に釣りに来るのが大好きだそう。
「今まで、どんな魚を釣ったことがあるの?」と聞いたら、「ハゼ!」と元気よく答えてくれました。

釣り好きのお父さんに話を聞いたところ、「ここの釣り場は柵があるから海に落下する心配がなく、子どもと一緒に安全に釣りが楽しめる」とのことでした。
アジやイワシ類といった小魚を釣るのに適している「サビキ釣り(撒き餌をしながら、エビに見立てた疑似餌で魚を誘う釣り方)」は、子どものような初心者でも簡単に魚が釣れるのでおすすめとのことです。
まぁ、私たちも4時間、サビキ釣りだけをしていたのですがね。

インタビューをしていると、竿をしならせながら、遠投対決をしている小学生2人組と出会いました。
「今日はどんな魚が釣れたの?」と話しかけたところ……


「珍しい魚が釣れたよ!」と見せてくれたのがこちら。小さいながらもどことなくサケを思わせる顔つき・・・。
周囲の釣り人たちも珍しい魚が釣れたと聞いて集まって来ました。そして、たどり着いた結論は、
千葉で釣れるはずのないサクラマス。

サクラマスとはサケ科サケ属の魚で、川に棲息するヤマメと同じ魚です。そのまま川で過ごす個体をヤマメ、海に出て栄養を蓄えてから川に戻ってくる個体をサクラマスと呼びます。
川と海、どちらでも釣れる可能性のある魚ではありますが、釣れた場所が問題です。なぜなら、サクラマスが釣れるとされているのは東北や北海道だから。
これが、どれほど珍しいことなのかわからない取材班が、まず頼ったのはAI。


宝くじの一等に当選したようなもの!
そんな確率ならば、宝くじの方がありがたい気がしますが、本来釣れないはずの魚が、東京湾に面した千葉で釣れたのは大事件なのでは!?
より詳しく調べるため、サクラマスらしき魚の画像を千葉県立中央博物館に送って確認をお願いしたところ、後藤上席研究員から回答がありました。


画像だけで断定をすることは難しいですが、サクラマスの可能性が高いと思います。
今回の個体は、大きさからして川に戻ってきた個体ではなく、春頃に川から海に降りてきて、成長段階の個体である可能性が高いです。
やはり、サクラマスである可能性が高いとのこと!

珍しいことに間違いはないですが、実は近年、東京湾でもサクラマスの目撃情報はあるんです。多摩川や荒川の環境が改善したことが一つの要因と考えられます。
どうやら、絶対に釣れるはずがない。ということではないそう。とはいえ、やはりレアケースのようです。
そんなサクラマスをどうするのか、少年たちに聞いてみたところ。

食べる。マスだから塩焼きでいける
とのこと。幻の魚といえども、人間にとっては大事な食糧。これは素晴らしい食育です。
我々、取材班の釣果はというと・・・

サクラマスに触発されて、私たち取材班の釣りも延長戦に突入。いくらなんでもボウズ(釣果ゼロ)では帰れない、と思っていたところ、奇跡的に極小のカタクチイワシが釣れました。

ギリギリ、今夜の夕食GET!!(涙)
ちなみに、もう少し暑くなってくると、今度は天ぷらにして美味しいことで有名な「キス」が釣れるようになるらしいです。これはリベンジするしかありません。
幻のサクラマスが釣れるかも知れない釣り場、検見川浜東突堤。西千葉から約30分、お子さま連れでも安心して楽しめる絶好のスポットです。
海という大自然を通じて魚と触れ合うことは、大人も子どもも、学びのある体験になること間違いなしです!
検見川浜東突堤
住所:〒261-0012 千葉県千葉市美浜区磯辺2丁目8
※風が強い日、天気が悪い日は海が荒れやすく、堤防を訪れることは大変危険です。くれぐれもご注意ください。

近くには無料の駐車場もありました。